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2010年7月10日更新
国民のための医療をめざして

香川県保険医協会理事長 三木 登志也
地域に信頼される協会活動をめざして
陽光明るく夏に向かう季節になりました。会員の皆様には住民の健康を守るため、日々診療に努められていることと拝察いたします。今年も香川県保険医協会総会を迎えることになりました。昨年、政権交代と云う大きな政治の変化がありました。自民党政治に失望して政権が民主党になり、発足当時は七割台であった鳩山内閣支持率も今や2割前後に低下しています。「政治とカネ」の疑惑、「普天間基地移設問題」の迷走などにより、国民の期待は失望に変わり始めました。医療政策では、マニフェストにある後期高齢者医療制度の即時廃止は成らず、4月診療報酬改定では、診療所、中小病院から大病院への財源移転が行われて、今後、地域医療の崩壊が予想されます。
これまで保団連・協会は、診療報酬引き上げ、患者負担の軽減、後期高齢者医療制度の廃止、レセプトオンライン請求義務化撤回を政府に求めて運動しました。レセプトオンライン請求義務化が撤回されたことは私たちの運動の成果です。
最近、経済的理由による受診抑制が深刻化しています。日本医療政策機構の「2010年日本の医療に関する世論調査」では、「深刻な病気にかかった時に医療費を払えない」との不安を持つ人が79%に達しているとの回答が寄せられて深刻化しています。患者負担の軽減は緊急の運動課題であると思います。また、地域医療を支える協会の運動では、ヒブ、新型インフルエンザワクチン、子宮頸がん、肺炎球菌ワクチン等の公費助成を求める運動が重要になります。国民のための医療を守り、医療機関の経営を守るために以上のような運動を進めて参ります。会員の皆様には、協会の医療運動・活動にご支援、ご協力をお願いしますと共に今年の総会が盛大に行われることを期待します。
2010年6月吉日
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